グランスカ


プロジェクトの背景

北九州市八幡東区・JR八幡駅前 国際通りの代名詞でもある「ケヤキ並木」。
1950年代の戦災復興事業の際に植えられ、65年以上に渡ってまちを見守ってきました。


しかし2019年春、これらケヤキの一部が、腐食や老朽による倒木などの危険性から伐採されることになりました。

そこで、八幡駅前の商業施設・さわらびガーデンモール八幡のビルマネジメントを担う八幡駅前開発株式会社では、
北九州市立大学 国際環境工学研究科 環境工学専攻 建築デザインコース 福田研究室とともに、この八幡駅前のアイコンでもあるケヤキを再活用できないかと検討を重ねてきました。

そして2021年4月、さわらびガーデンモール八幡 一番街 1階に大学院生有志4名のデザインによる「ケヤキを再活用した家具の制作、設置」を行うことで、ケヤキのアップサイクルを実現させました。

一度は伐採されてしまったケヤキに新しい命を吹き込むことで、生まれ変わった姿で八幡のまちを、私たちを見守ってもらうとともに、ケヤキが生かされた家具を利用する多くのひとたちが、五感で八幡を感じることができる新たな空間が誕生しました。

このまちならではの空間・グランスカ

この場所を基点として屋外の緑と施設内がつながるようにとの思いを込め、スウェーデン語で「緑」を表す【グランスカ】と名付けました。このロゴは「左側を過去、右側を未来」ととらえ、「左側に育った木、右側に新しい芽吹き」を描くことで、今までの八幡を大切にしつつ、今後も新しいことに挑戦していきたいという思いを表現したものです。

多くの方々が、ゆったりとした時間を過ごし、今後も様々な使い方ができる魅力ある空間づくりを目指していきます。

設置している家具について(アドバイザー:アトリエイデ 一級建築士事務所)

ReTrees(作者:春田 隆道)



「なでる。さする。こする。」ための椅子(作者:竹安 信二)



地図卓(作者:西田 秀平)



45degrees(作者:内藤 卓郎)



Reech(作者:山口 康志郎)



わの4乗(作者:堀内 智壮)



イメージギャラリー











●グランスカはどなたも無料で自由にご利用いただけます。
●ご利用時間は、9時00分~22時00分の間です。
●施設内は全館禁酒・禁煙となっております。
●混雑時や次のお客様がお待ちの場合は、譲り合ってご利用ください。

プレスリリース資料(2021年3月25日)


グランスカのストーリーはこちらからご覧いただけます[PDF;1.2MB]


お問合せ

八幡駅前開発株式会社
電 話)093-681-0697
メール)info[at]sawarabi-g.co.jp (※[at]を@に変更してください。)